トラクター免許の制度改正はいつから?大型特殊免許が必要?

2021.09.06

トラクター

トラクター免許の制度改正はいつから?大型特殊免許が必要?

「トラクターって免許改正されたの?」
「大型特殊免許が必要なの?」
本記事ではこのような疑問をお持ちの方に向けて、トラクター免許の制度改正について徹底解説していきます。トラクター免許は制度改正をされて、乗りやすくなったと思われがちです。

ですが、場合によっては大型特殊免許が必要になり、今までと同じように乗っていると無免許運転で、罰金や免許取消になる可能性があります。トラクターを運転するなら制度改正内容をしっかりと理解して、安心安全に農作業を行いましょう!

トラクター免許に関する制度改正はいつから?

トラクター免許に関する制度改正はいつから?

トラクター免許に関する制度改正は2019年4月からです。そのため現時点で既に制度改正がされています。トラクターを運転している方で、制度改正の内容を知らない方は、場合によっては無免許運転になる可能性があります。

必ず内容を理解し、安心安全に農作業をしてくださいね。

改正でトラクターは農業用の作業機をつけていても公道走行が可能に!

改正でトラクターは農業機械をつけていても公道走行が可能に!

改正内容を簡単に言えば、トラクターは農業用の作業機を付けていても公道走行が可能になりました。ただし、条件がいくつか定められており、場合によっては大型特殊免許が必要になります。

今までトラクターにおける農業用の作業機を付けての公道の走行は、禁止はされていたものの、黙認されていた部分が多くありました。そのため考え方によっては、トラクターで公道を走行するためには大型特殊免許が必要になる、という事態になっています。

もちろん条件を超えなければ、従来通り小型特殊自動車を運転できる免許があれば問題ありません。トラクターを所持している方は、作業機を付けた際の車両の大きさをしっかりと確認しましょう。

改正後にトラクターで公道走行をする条件

改正後にトラクターで公道走行をする条件

トラクターの免許改正後に、農業用の作業機を付けた状態で、公道走行をする条件について見ていきましょう。

  • 灯火器類の条件
  • 車両幅の条件
  • 安定性の条件
  • 免許の条件

それぞれ簡単に紹介していきます。

灯火器類の条件

農業で作業機を付けていても、灯火器類が見えていなければいけません。農業様の作業機を付けた状態でヘッドランプやテールランプ、車幅灯、ウィンカーなど、灯火器類がしっかり見えるか確認しましょう。

車両幅の条件

作業機が着いた状態で、車両幅が1.7mを超えている場合は、農業機械の両端に反射器と、機体左側にサイドミラーを設置します。

2.5mを超えている場合は、特殊車両通行許可を得て、外側表示板、反射器、灯火器を設置するなどの措置が必要です。

安定性の条件

作業機を装着すると安定性が変わるため、安定性の保安基準が満たせなくなる可能性があります。保安基準が満たせていない場合は、15km/h以下で走行しなければいけません。

農業機械とトラクターの、安定性の保安基準は「日本農業機械工業会のホームページ」で確認できます。

免許の条件

トラクターが長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m以下、最高速度15km/h以下を超える場合は、大型特殊自動車免許が必要になります。いわゆる特定小型特殊自動車の条件を超えてしまえば、大型特殊自動車免許が必要になると覚えておきましょう。

これは作業機を付けた状態はもちろんのこと、付けていない単体の状態でも、特定小型特殊自動車の条件を超えれば、大型特殊自動車免許が必要になるので注意しましょう。

大型特殊免許が取得できない場合は?

大型特殊免許が取得できない場合は?

大型特殊免許が必要と言えど、どうしもて取得できない方もいるかと思います。ここからはそんな方に向けて、大型特殊免許が取得できない時の対処法を紹介します。

  • 作業機械を外して走行する
  • 地域の仲間に助けてもらう
  • 代行サービスを利用する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

農業機械を外して走行する

最も簡単な方法が農業用の作業機を外して走行することです。農業の作業機を外すことで長さ4.7m以下、幅1.7m以下、高さ2.0m以下の条件を満たせるのであれば、小型特殊自動車を運転できる免許で問題ありません。

地域の仲間に助けてもらう

地域の仲間に助けてもらうのも1つの手です。圃場から車庫まで、ほんの数メートルの方も多いかと思います。それでも公道を走行する場合は免許が必要になるので、免許を所持している地域の仲間に頼んで少しだけ運転してもらいましょう。

ただし厳密に言えば保険の問題がややこしくなるので、その点だけは気を付けてくださいね。

代行サービスを利用する

トラクターには代行サービスがあります。あまり運転することがない方、今後運転することが無くなる予定の方は、わざわざ免許を取得するのも大変なので、代行サービスを頼んでみましょう。

お金はかかりますが、代わりにトラクターを運転してもらえます。

トラクター免許改正に関するよくある質問

トラクター免許改正に関するよくある質問

最後にトラクターの免許改正に関するよくある質問に答えていきます。

  • 大型特殊免許がないとどうなる?
  • 圃場のすぐ横が車庫だけど免許は必要?
  • 大型特殊免許をとるにはどうする?

気になるものがあれば、しっかりと疑問点を解消しておきましょう。

大型特殊免許がないとどうなる?

大型特殊免許がない状態で、車両幅の条件を超えたトラクターを運転すると、無免許運転となります。無免許運転は、罰金50万円以下、免許取り消し、交通違反点数は25点となります。

今後最低2年間は免許が取れなくなるので、農業をしている方にとっては大打撃となります。免許改正の内容を知らなかったといっても、許されることはないので、必ず条件を超えてしまう場合は大型特殊免許を取得してください。

圃場のすぐ横が車庫だけど免許は必要?

免許改正の内容は、公道走行に限ります。当然のことながら、圃場内でのトラクターの走行には特に決まりはなく、交通のない私有地であれば免許は必要ありません。

そこで問題になってくるのが、圃場のすぐ横に車庫がある方です。簡単に言えば、公道を少しでも走行するならば免許が必要です。逆に交通のない私有地だけを走行して車庫へ行けるのであれば、免許は必要ありません。

そのため、圃場のすぐ横に、公道を挟まずにパイプ車庫などを設置すれば、特に免許は必要ありません。道路を横断するなどして、車庫へ行かなければならない場合は、免許は必要なので気を付けましょう。

大型特殊免許をとるにはどうする?

大型特殊免許を取得する主な条件・内容は以下の通りです。

  • 年齢:18歳以上
  • 運転経歴:必要なし
  • 取得日数(普通免許あり):技能12時間で5日ほど
  • 取得日数(普通免許なし):学科22時間・技能12時間で15日ほど
  • 取得費用(普通免許あり):10万円ほど
  • 取得費用(普通免許なし):17万円ほど

18歳以上で運転経歴は必要ありません。そのため、これまで普通免許を取得していない方でも、いきなり大型特殊免許から取得できます。取得日数や費用は、普通免許があるかどうかで変わってきます。

普通免許を持っている場合は、最短で4日、10万円足らずで取得できますよ。後のことを考えて、できるだけ早めに取得しておきましょう。

まとめ

トラクターは免許改定で、正式に公道での走行が作業機を付けた状態でも可能になりました。

ですがこれまで、暗黙の状態で農業機械を付けて公道走行をしていた方にとっては、正式に大型特殊免許が必要になったということもあり、少し乗り辛くなったともいえるでしょう。

車両幅の条件を超えてしまう場合は、必ず大型特殊免許を取得して、無免許運転にならないようにしてくださいね。またどうしても大型特殊免許が取れない場合は、農業機械を外して走行したり、代行サービスを利用したりと工夫しましょう。

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