トラクターのオイル交換の方法をご紹介!しっかりメンテナンスして安全に使用しよう

2021.07.24

トラクター

トラクターオイル交換thumbnail

農業の強い味方であるトラクター。

できれば長く安全に使いたいですよね。

機械を長持ちさせるためには定期的なメンテナンスがかかせません。

この記事ではトラクターのメンテナンスの中でも特に重要な、オイル交換について詳しくご紹介いたします。

トラクターで使われているオイル

トラクターオイル種類

トラクターではエンジンオイルとミッションオイルが使用されています。

まずは基礎知識として、この2つのオイルについてかんたんにご説明しましょう。

エンジンオイル

エンジンオイルはエンジン内部を潤滑・洗浄・防錆・冷却・密封する役割を持っています。

エンジンオイルを点検・交換せずに使用し続けると、以下のような症状が出る場合があります。

  • エンジンの出力が低下する
  • エンジンが過熱してオーバーヒートする
  • マフラーから白煙が出続けるようになる

エンジンオイルを交換せずに上記のような症状が出ている状態で使い続けると、結果的にエンジンの寿命を縮めます。

ミッションオイル

ミッションオイルはミッション内部の潤滑・防錆・冷却と、油圧装置の作動油の役割を持持っています。

ミッションオイルを点検・交換せずに使用し続けると、油圧装置の作動不良を起こし、油圧部品の寿命を縮めます。

また、走行や自動化装置、パワステなどが正しく動作しなくなり、トラクターが動かなくなる原因となります。

トラクターのオイル交換頻度ってどれくらい?

トラクターオイル交換頻度

トラクターを使用するにあたってオイルの劣化は避けれらません。

これはトラクターでも自家用車でも同じことです。

そのため、性能を維持し、安全に使用するには定期的なオイル交換がかかせません。

まずはそのオイル交換の頻度についてご紹介します。

エンジンオイルの交換頻度

ほとんどのトラクターは水冷式のディーゼルエンジンが搭載されています。

一般的な自家用車と比べると、約2,000回転の低回転で高出力を発揮し、とても排気量が大きいく、オイル交換の頻度が高いのが特徴でしょう。

新車購入時の場合、初回は約50時間、2回目以降は特に問題がない限り約300時間ごとにエンジンオイルを交換するのが理想的とされています。

ただし、メーカーや型式によっても推奨される交換頻度は多少異なりますので、詳しくは取扱説明書で確認しましょう。

ミッションオイル交換頻度

トラクターはミッションの切り替えによって幅広い作業が行えるため、ミッションがとても複雑な作りになっています。

そのため、ミッションオイルの劣化は油圧装置の作動不良を引き起こだけでなく、トラクター自体の使用年数を縮めますので注意が必要です。

新車購入時の場合、初回は約50時間、2回目以降は約600時間ごとにミッションオイルを交換します。

ただし、メーカーや型式によっても推奨される交換頻度は多少異なりますので、詳しくは取扱説明書で確認しましょう。

トラクターのオイルの点検方法

トラクターオイル点検方法

エンジンオイル・ミッションオイルはオイルゲージでオイルの状態を確認します。

必ずエンジンが冷えた状態で行いましょう。

オイルゲージを引き抜いて、タオルなどで拭いてキレイにしてから差し込み、もう一度引き抜いて各オイルの量と汚れ具合を確認します。

オイルの量が少ない場合はオイルを補充し、黒く汚れている場合はオイルを抜き取って新しいオイルと交換しましょう。

トラクターのオイルを交換する方法

トラクターオイル交換方法

ここからは、オイルの交換方法についてご紹介します。

トラクターの性能をできるだけ維持するために定期的にオイル交換を行いましょう。

※オイル交換にはドレンボルトを取り外すためにレンチが必要ですが、モンキーレンチなどは使わずに、必ずメガネレンチを使いましょう。ボルトの角をなめてしまうと取り外せなくなりとても大変なことになります。

エンジンオイル交換

エンジンオイル交換は次の手順で行いましょう。

  1. エンジン下のオイルパンにあるエンジンオイルのドレンボルトを取り外して、エンジンオイルが無くなるまで排出する
  2. 外したドレンボルトを取り付ける
  3. エンジンオイルの注入口から新しい純正のエンジンオイルをゆっくりと入れる
  4. オイルゲージを引き抜き、規定量まで入っているか確認する

もし規定量よりも入れすぎてしまったら、再度ドレンボルトを外してエンジンオイルを抜きます。

また、エンジンオイルを2-3回交換するタイミングでオイルフィルタ(オイルエレメント)を交換するとよいでしょう。

オイルフィルタはオイルの不純物などろ過しするパーツです。

フィルタを外す作業はフィルタレンチなどの専用の機械比較的大掛かりになるため、オイル交換のついでに実施してしまうのがおすすめです。

ミッションオイル交換方法

ミッションオイル交換は次の手順で行いましょう。

  1. エンジン下のミッションオイルのドレンボルトを取り外して、ミッションオイルが無くなるまで排出する
  2. 外したドレンボルトを取り付ける
  3. ミッションオイルの注入口から新しい純正のミッションオイルゆっくりと入れる
  4. エンジンを始動させて2、3分してからエンジンを止めて油量を確認し、規定の量まで補給する

ミッションオイル交換後はすぐに走行せずに数分間エンジンを低速で回し、各部にミッションオイルを行き渡らせてから走行しましょう。

その他のメンテナンス

オイル交換の他にも定期的に行った方がいいメンテナンスは主に5点。
これらを行うことでトラクターを安全に長く使うことができますので定期的に行うようにしましょう。

  1. タイヤの点検・交換
  2. バッテリーの点検・交換
  3. ラジエータの点検・補充
  4. 燃料フィルタの点検・交換
  5. ファンベルトの点検

点検の際はエンジンを止めて、必ず各部が停止したのを確認してから行ってください。

機種によって部品の位置などに違いがありますので、お持ちのトラクターの説明書も確認するといいでしょう。

一部のメーカーはメーカーのWebサイトから取扱説明書がダウンロードできます。

トラクターを長く安全に使うポイント

トラクター長く使うポイント

トラクターの耐用年数は10年から20年、耐用時間は1,000時間から2,000時間程度と言われています。

使用状況や保管場所にもよりますが、定期的なメンテナンスを行うことで、その使用状況下において耐用年数と耐用時間を最大限まで伸ばすことも可能です。

トラクターの耐用年数と耐用時間を伸ばすポイント
1.雨ざらしにせずに屋根のあるところで保管する
2.使用後は水洗いをして泥を落とす
3.オイルをこまめに交換する
4.可動部分には注油する

この4点を行うことでトラクターをより長く使用できます。

普段から機械のメンテナンスに慣れた農家のみなさんにとっては当たり前のことかもしれません。

しかし、トラクターは農業の大切なパートナーとも言える存在。

メンテナンスを怠って急にトラクターが故障してしまっては農作業も中断してしまいますし、修理費などの余計な費用もかかってしまします。

忙しい繁忙期などはついついサボりがちになってしまいますが、普段から泥をしっかりと落としてよく観察し、オイル交換を含めた定期的なメンテナンスを行うようにしましょう。

もしこんな症状が出ていたら

トラクターで作業中にいつもと何かが違うと感じた場合、それはトラクターが不調を訴えているサインかもしれません。

もし次のような症状が出ている場合は、いったん作業を中断してチェックしてみましょう。

異音がする

それまで問題なく作業していたのに、キンキンと高い音がして止まってしまう。

そのような場合は焼き付き可能性がありますので、エンジンオイルや冷却水をチェックしましょう。

液体が滴り地面に垂れている

オイルなどが入っているボックスが破損、もしくはボルトのゆるみが考えられます。

もし確認して原因が分からないようであれば、修理業者などに相談しましょう。

中古農機具の需要は年々高まっている

トラクターを含めた日本製の農機具は性能が高く、長持ちしやすいため国内だけではなく海外での需要も高く、人気があるのが特徴です。

しかし、中古の農機具は市場に出回っている数がとても少ないため、買取査定に出すと買取価格が高くなることが多くあります。

もし、今後農機具を買取査定に出すことを検討されているのであれば、定期的なメンテナンスを行うことでより高い価格で売ることができるでしょう。

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